歯を失う原因のほとんどがむし歯と歯周病といわれており、特に歯周病によって歯を失う率が急速に増えてきているのが現状です。
歯周病とは、口の中の細菌によって歯の周囲の組織が炎症を起こし、進行してしまう感染症のことです。
口の中には300種類以上の細菌が存在するといわれています。歯と歯茎の間にあるポケットと呼ばれる溝の部分に、歯垢が溜まると歯茎が炎症を起こします。
その結果、溝が深くなり、「歯周ポケット」ができてしまいます。効果的な治療を行わずに放置していると、やがて歯を支える骨を溶かしていき最終的には歯が抜けてしまうことになります。